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Multimedia Home Platform : ウィキペディア日本語版 | Multimedia Home Platform Multimedia Home Platform(DVB-MHP)とは、DVB(デジタルビデオブロードキャスティング)プロジェクトにおいて双方向デジタルテレビのために標準化されたオープンなミドルウェア体系である。MHP はインタラクティブなJavaベースのアプリケーションをテレビ受像機上に実装して実行可能にする。双方向番組アプリケーションは、音声と動画と並行して放送チャンネル上で提供される。アプリケーションには、情報サービス、ゲーム、双方向の投票、電子メール、ショッピングなどがある。いずれにしても、双方向型のアプリケーションには放送チャンネルとは別に応答を返すための経路が必要である。 == 採用状況 == 2005年ごろの DVB-MHP の採用状況としては、イタリア(DVB-T)、韓国(ASTC)がある。また、ドイツ、フィンランド、スペイン、オーストリア、オーストラリアで実験的に採用されている。アメリカ合衆国では MHP に基づいた OCAP がケーブルテレビ業界によって策定されている。ベルギー最大のケーブルテレビ会社 Telenet は DigiBox と名づけた DVB-MHP システムを完成させた。ノルウェーでも DVB-MHP の採用が予定されている。 日本では Broadcast Markup Language (BML) が独自に策定・採用されていたが、2003年に電波産業会 (ARIB) がMHPをベースとしたデータ放送規格「デジタル放送におけるアプリケーション実行環境標準規格」(ARIB-STD-B23、通称ARIB-AE)を規格策定した。ARIB-AE については運用規定が定まっていないため、運用はまだ始まっていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Multimedia Home Platform」の詳細全文を読む
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